セルビアとはどんな国？

ピヤッツァセルビアンマーケットをご覧いただきありがとうございます。当サイトを通じてセルビアの文化、魅力を知って親しんでいただけましたら幸いです。

セルビア共和国は、ヨーロッパ南東部のバルカン半島に位置する国です。セルビア語で「白い町」という意味である首都ベオグラードはヨーロッパ最古の都市のひとつであり、美しい歴史的建造物とモダンな施設が融合した街並みが特徴です。

深い歴史と広大な自然

セルビアは東ヨーロッパ、西ヨーロッパ、そしてオスマン帝国の影響を受けた独特な文化を持っており、そうした背景を持つ中世の修道院や城は現在にも残されています。修道院群「スタリ・ラスとソポチャニ」はセルビア領内で初めてユネスコ世界遺産に登録されたもので、奥深い歴史を感じさせるフレスコ画や聖堂を見ることができます。

また、自然豊かで国立公園や保護区、温泉地なども多く、ハイキングやキャンプなどのアウトドア好きの観光客で賑わいを見せています。

魅力的な食文化

様々な魅力を持つセルビア文化の中でも特筆すべきは「食文化」です。

農業国として知られるセルビアでは野菜や肉を中心とした家庭的な料理が基本で、オスマン帝国時代の影響を受けつつ、オーストリア、ハンガリー、地中海地域の風味が融合された特徴を持っています。

食材をトマトソースとともに煮込んだ伝統料理「ムチュカリッツァ」や、パプリカをベースにしたスープ風の料理「パプリカシュ」などは多くの人々に愛されています。食事の際はセルビアワインや蒸留酒の「ラキヤ」が一緒に並ぶことも伝統のひとつです。

ワインについては生産地としても有名で、独自のブドウ品種「プロクパッツ」や「タミヤニカ」を使ったワインは国際的な評価を受けています。

セルビアの長い歴史と雄大な自然が育んだ食品、ワインを試してみませんか？